9月20日(土)
新潟２Ｒ
ニシノオタケビの惜しい
２着を自宅のグリーンチャンネルで見て
田辺も最高に乗ったけど
勝った相手が強かった。
午後から、品川プリンスホテルのシネマ
【柘榴坂の仇討】
封切りを見てきました。
原作の浅田次郎さんは馬主で
東京馬主協会入会の時に
小檜山調教師に紹介されて、
わしが紹介者になりました。
以来、競馬場で会えば挨拶する程度の仲ですが
時おり小檜山厩舎の馬が西山牧場・阿見に放牧に来たりと
細く長いつき合いです。
そして、桜田門外の変で
暗殺された井伊直弼
その後の襲撃犯についての話と聞き
楽しみにして見てきました。
何故品川プリンスシネマにしたかと言えば
品川駅から品川プリンスシネマに向かって
登っていく坂が、その柘榴坂です。
内容は…
素晴らしい出来でした。
映画評論家ではないので
細かいできについては触れませんが
歴史的背景がきちんと描かれており
後世に残る作品です。
ただ…
歴史に詳しくないと、何がなんだがわからないでしょう。
山口県萩の出身者が見たら怒り狂うかも知れません。
昨年、秘書の秦 千織の父の葬儀で、萩に行き
松陰神社も参拝してきましたが
その時、山口県萩の人たちは
吉田松陰がいたから高杉晋作、桂小五郎たちの
明治維新の立役者が出たと確信しており
吉田松陰を皆、尊敬しています。
その吉田松陰を安政の大獄で斬首した
井伊直弼をある意味美化した
この柘榴坂の仇討は長州人には腹立たしく見えるかも知れませんね。
最後は…
ラストシーンは書きませんが
そこに作者の意図があったようにも見えました。
久しぶりに完成度の高い日本映画でした。
↧
柘榴坂の仇討
↧