栗東・宮本博調教師の奥さん。
宮本友紀子が独身時代は西山牧場東京事務所のOLだったことは夙に有名である。
平成10年の暮れ。
彼女が議事録作成の会議で繁殖牝馬リフカに何を種付けするかでもめたことがある。
結論はブライアンズタイム。
そのやりとりを議事録にするのはかなり難解で苦労した、と聞いた。
翌年ブライアンズタイムとリフカは交配し、
平成12年に産まれたそこ子、
ニシノコンサフォスは何故か開業したばかりの宮本博厩舎へ。
その時はもちろん友紀子は西山牧場を退職して
宮本厩舎に嫁入りしていた。
「こういう縁もあるんですね。」
当時競馬場で逢う度にその話で盛り上がった。
ニシノコンサフォスは9勝したが、重賞勝ちはなかった。
その後、宮本博厩舎は西山牧場の関西のメイン厩舎として勝ち星を重ねて行く。
しかし、6年前、リーチザクラウンの預託を断わったあたりから、怒濤の流れが悪くなった。
離合集散は世の常。
しかし、昨年、西山茂行はここでも何度も書いたが
ニシノラッシュの気分転換を宮本調教師にお願いした。
かなり難しい脚部は承知の上で…
苦労して勝たせてくれた。
これで切れかけていた縁は再び繋がった。
セイウンデルレイは二歳新馬。
期待は大きい。
日曜日の小倉のニシノラッシュにはまだ大きな夢を抱いている。
復縁なした西山茂行と宮本博調教師夫妻。
復縁なした、なんて書くと別れていたみたいだが、
以前に戻った関係。
馬がつくる人の縁です。
今週は小倉も生で見たかった。
小倉は愛する宮本博調教師に任せて
西山茂行は新潟へ向かいます。